ベビー歯科・育児支援について
マイナス1歳からのお口育ち
歯科医師と助産師が
連携して支えます
赤ちゃんにとって生まれてから最初のお口育てが「授乳」です。
授乳は、赤ちゃんが「くわえる」「吸う」「飲み込む」という動きを繰り返しながら、お口の機能を育てていく大切な時間です。そこで育まれたお口の機能は、その後の「食べる」「話す」「呼吸する」といった、生きるうえで欠かせない機能にもつながっていきます。
当院のベビー歯科・育児支援では、助産師が授乳の様子や赤ちゃんのお口の状態を確認し、お母さんと赤ちゃんにとって心地よい授乳につながるようサポートしていきます。
授乳がうまくいかない原因の一つとして、舌小帯(ぜつしょうたい)の状態が関係している場合があります。
舌小帯とは、舌の裏側と口の底をつないでいる筋のことです。舌小帯の長さによっては、舌を動かしにくくなり、授乳のしづらさにつながることがあります。
ただし、授乳のお悩みにはさまざまな要因が関係しているため、舌小帯だけが原因とは限りません。授乳時のくわえ方や抱き方、授乳姿勢、赤ちゃんの身体の状態なども含めて総合的に見ながら、お母さんと赤ちゃんに合った方法を一緒に考えていきます。
必要に応じて、専門的な診療を行っている医療機関とも連携しながら、赤ちゃんとご家族をサポートしていきます。
授乳期から離乳食期まで、お口を「どのように使えているか」という機能の面にも目を向け、歯科医師と助産師が連携し、お子さん一人ひとりの健やかな成長をサポートしていきます。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
こんな場合はご相談ください
– TROUBLE –
- 赤ちゃんの抱っこの姿勢や
向き癖が気になる - 舌の動きや発音が気になる
- 授乳がうまくいかない、
むせやすい・飲みにくそう - お口がぽかんと開いていることが多い
- むし歯にならないか心配
- 離乳食が進まない・丸のみが多い
- 歯みがきを嫌がり困っている
- 育児のことを誰に相談していいか
わからない - 舌がハートになっている、
舌小帯が気になる
どれも、当院のベビー歯科で
相談できる内容です。
当院のベビー歯科・育児支援
お口の専門家だからこそ
気づけるサインがあります
育児の中で「なんとなく気になるけれど、どこに相談すればいいかわからない」ということはありませんか。「お口がいつも開いている」「噛まずに飲み込んでいる」「舌の位置が気になる」こうしたサインは、お口の機能の発達に詳しい歯科医師だからこそ気づけることがあります。院長は歯科口腔外科認定医・歯学博士として、お口の構造や機能に関する専門的な知見を持っています。「ちょっと気になる」という段階で早めに確認できることが、お子さんのお口の育ちを守る第一歩になります。
ご予約・ご相談はこちら
– CONSULTATION –
助産師への相談をご希望のかたは、ご予約の際に「助産師にも相談したい」とお伝えください。
通常の検診のご予約でもお気軽にどうぞ。
一人で抱え込まなくていい。
授乳のこと、離乳食のこと、
歯並びのこと
お子さんの受診に併せて、ご家族の歯科健診やクリーニングも一緒にご予約いただけます。
ファミリールームでの親子診療もご相談ください。
ここに相談できる場所がある
時期別のサポート内容
妊娠期から乳幼児期まで、
段階に合わせてサポートします
妊娠中
妊娠中は、ホルモンバランスの変化やつわりの影響でお口の環境が変わりやすい時期です。お母さんご自身のむし歯・歯周病のケアに加えて、産後を見据えたお口の健康づくりをサポートします。
相談できること
- 妊娠中のむし歯・
歯周病の予防とケア - つわりで歯みがきがつらいときの
対処法 - 産後に向けたお口の準備
産後
産後は、赤ちゃんとの生活の中に「お口育て」の出発点があります。授乳の姿勢やくわえ方、抱っこのしかたなど、毎日の関わりの中でできることを、助産師と一緒に確認していきます。
相談できること
- 授乳時の姿勢の確認
(お口の発達への影響を含めて) - 哺乳のしかた・
くわえ方のチェック - 抱っこや寝かせ方の工夫
- お母さん自身のお口のケア
乳幼児期
歯が生え始める前から、むし歯予防のスタートです。同時に、「食べる」「話す」「呼吸する」といったお口の機能がきちんと育っているかにも目を向けます。
相談できること
- 離乳食の進め方(形状・
食べさせ方・噛む力の育て方) - 歯みがき・仕上げみがきのコツ
- フッ素塗布などの予防ケア
- お口の機能チェック
(口呼吸、舌の位置、飲み込み方) - お口がぽかんと開いている、
指しゃぶりが続くなどの
気になる症状
特別なトレーニングをお願いするのではなく、ご家庭で無理なく続けられる方法を一緒に見つけていきます。「完璧にやらなければ」と思わなくて大丈夫です。
当院の設備・取り組み
お口育てを支える環境
アクティビティルーム
(口腔育成ルーム)
当院には、お子さんのお口の機能を育てるための専用スペース「アクティビティルーム(口腔育成ルーム)」があります。お口育てを支えるには、診療室での検査や指導だけでなく、遊びや体験の中でお口を使う機会をつくることも大切です。このルームでは、口腔機能の発達を促す遊びやトレーニングを、お子さんが楽しみながら取り組める環境を用意しています。「歯列矯正が必要かどうか」を判断する前に、まずお口育ての土台を整える。それが、当院の口腔育成の考え方です。
むし歯予防のスタートを
サポートします
お口の健康づくりは、歯が生える前から始まっています。歯固めで噛む力を育てたり、歯茎で食べる経験を重ねたりすることも、お口の発達を支える大切なステップです。歯が生えてきたら、フッ素塗布をはじめとした予防ケアを加え、お子さんの歯を守ります。ご家庭での歯みがきについても、月齢や性格に合わせた方法をお伝えします。お子さんと楽しく続けられる方法を、一緒に見つけていきましょう。
治療の流れ
STEP 1 ヒアリング
お困りごとや気になっていることを中心に、お話をお伺いします。授乳や離乳食の状況、生活リズムなど、「何が不安なのか」「どこに迷っているのか」を一緒に整理していきます。
STEP 2 お口の確認
お話を踏まえて、歯の生え方やお口の状態を確認します。月齢・年齢に応じた簡易チェックで、お口の機能の発達を把握し、具体的なサポートにつなげます。
STEP 3 ご説明
現在のお口の状態をわかりやすくお伝えします。気になる点があれば、原因や今後の見通しも含めてお話しします。
STEP 4 ご家庭での実践プラン
ご家庭で無理なく取り入れられる方法をご提案します。一度にたくさんのことはお伝えしません。「まずはこれだけ」と、一つに絞ります。
STEP 5 次回受診のご案内
お子さんの状況に合わせて、次回の受診目安をご案内します。通院のペースはご相談いただけます。
よくあるご質問
ベビー歯科ではどんなことをしますか?
お口の使い方の確認、授乳・離乳食の進め方の相談、歯みがきの方法のアドバイスなどを行っています。育児のお悩みが少しでもほどけるよう、丁寧にお話を伺います。
歯みがきを嫌がるのですが、相談できますか?
もちろんです。月齢や性格に合わせた工夫や声かけのコツをお伝えします。続けられる方法を一緒に見つけていきましょう。
授乳や離乳食のことも相談できますか?
はい。歯科医師を中心に、助産師の視点も加わる体制で、お口育てに関わる内容についてご相談いただけます。助産師への相談についてはご予約時にお問い合わせください。
フッ素はいつから始めたらいいですか?
一般的には乳歯が生え始めた頃からフッ素塗布を検討しますが、開始時期や頻度はお子さんの月齢やむし歯リスクによって異なります。まずは受診時に状態を確認し、個別にご案内します。
監修医情報
本ページの内容は、かみやファミリー歯科 院長 神谷昇(歯学博士・日本口腔外科学会認定口腔外科認定医)が監修しています。
院長
神谷 昇
Noboru Kamiya
資格
- 歯学博士
- 日本口腔外科学会認定 口腔外科認定医
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
認定士 - 日本小児口腔発達学会認定 口腔機能支援士
所属学会
- 日本口腔外科学会
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
- 日本小児口腔発達学会
- 一宮市歯科医師会
- 愛知県歯科医師会
- 日本歯科医師会